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Carpiradialis Muscle Tear
JUGEMテーマ:超音波検査
 

ものすごくご無沙汰です。

いろいろアップしたいことはあるのに、忙しいのと、疲れてるのとで、なかなか更新できませんでした。

仕事も、毎日恐ろしく忙しくて、会社の方針で、予約無しの検査も無理やり受け容れることになり、毎日くたくたです。。

とはいっても仕事は今も大好きで、忙しいけれど、楽しんでいますよ〜。

先日もとっても興味深い症例を経験しましたので、アップしておきます。

61歳男性。
2年ほど右ひじが痛くて、最近になり、すごく悪化したとの事で、検査に来ました。
2年も痛いのだから、慢性的なもの。
ひじの外側と腕が痛いとの事で、Common Extensor Tendon Origin(CETO)の炎症の疑いがもたれていました。

早速CETOから検索


HeterogeneousでちょっとしたEnthesopathyも見られているので、Tendinopathyです。
臨床的に慢性なので、この所見がメインのものと考えてうたがいませんでした。

ひじの内側、前側、後ろと検索しましたが、特に異常は無く、やはりCETOのTendinopathyが最終診断だろうと、検査を終えようとしたときに、患者さんが、ひじから少し離れた腕の部分を指差して、ここが痛いんだけど、ここは見てくれないの?と言ってきました。
私「ひじのメインの腱に炎症が起きてるから、おそらく、その痛みはRefer painよ。」
と言って、検査を終えようとしましたが、患者さんは納得がいっていなかったので、とりあえず、痛みの部分にプローブを当てることにしました。
比較的、こういった患者さんは多く、特に肩の検査では腱の損傷があると、必ずと言ってRefer painが上腕にあるので、痛みをポイントアウトされても、Refer painで済ませてしまう事が多々あります。

が、この患者さんの場合は違いました。

何と、当てた箇所の筋肉に明らかな損傷が見られたのです!!


思わず、「Lucky I scanned the area」と言ってしまいました。









Tender spotに所見あり。  教訓にします。


Radiologistによる見解は慢性のCarpi radialis muscle tearとのことでした。

Sonography 22:17 comments(0)
Extensor digitrum tenosynovitis
JUGEMテーマ:超音波検査
 

また、久々の症例です。
つきに1度か2度はアップしたいと思いつつ、日々の仕事&生活で忙しくって、なかなか叶わずにいます。症例を待っている方がいたら、ごめんなさい(><)


今回もMSKの症例です。

52歳女性。
お仕事はMerchandising(商品の宣伝や、ディスプレーを手がける仕事)
クリスマス前はやはり忙しかったらしく、その頃から右手の手首痛が始まったそうです。
年が明けて暇になってきてからは、痛みはだいぶ和らいだといいます。
でも手首を見ると大きな腫れ物があり、腫れはひいていない様子。

そのしこりの上にプローブを当てて、2秒で診断が付くような症例でした。



腱そのものははれてはいませんが、周りのTendon sheathはFluid とDebrisで
かなりの炎症所見です。


Longitudinalでみれば、Sheathの異常が明らかです。

もちろんカラーは上昇↑


手を休めて、抗炎症クリームなどを塗ったり、アイシングしたりというのが保存的治療となります。




・・・・何を隠そう、実は私もここまでひどくは無いにしても手首のTenosynovitisを患っています(泣)
Scanのし過ぎ、とくに20週超音波はかなり炎症に手を貸しています。
今現在は手首を保護するサポーター(Physiotherapistからオーダーしてもらったスペシャルなもの)を常時仕事でつけてScanしています。
でも、仕事に関係するInjuryなので、会社からPhysiotherapy代、サポーター代を出してもらって、治療しています。治療と言っても仕事は休むわけには行かないので、なかなか改善されませんが、職業病と思って、だましだまし、付き合っていかないといけないのかもしれません。でも、やっぱり、こちらの国は大きな患者が多くて、小さいアジア人にとっては、こういった職業病も良くあることです。
それでも、やっぱり、超音波の仕事は大好きなので、続けていけるように、もっと自分の健康管理をしていかないといけませんね。





Sonography 15:48 comments(12)
Planter Fascitis (足底腱膜炎)
JUGEMテーマ:超音波検査
 
症例の記事、、、最後にアップしたのが去年の10月。

またまたご無沙汰してしまいました。




今回は先週の土曜日に経験した症例です。

患者さんは49歳女性。

長年かかとの痛みが両側(左>右)にあって、1年前にも同じ検査をしていました。

今回検査するまでにCortisone Injectionというステロイドの一種を注射する治療法も行ったそうです。その後、一時期は良くなったけれど、また痛みが再発し、再検査を依頼されました。


Planter Fasciaの超音波は手技はとっても簡単です♪


患者さんにうつぶせに寝てもらい、ベッドのエッジから足がはみ出すようにしてもらいます。
そしてかかとをScan。
かかとは皮膚が厚く見づらいので、ゲインの調節をします。


まずは痛みの軽い右側を検索。


1年前の検査では33mmだったので、少し厚めにはなっているものの正常範囲(5mm以下)内です。
が、FasciaをDistalに追っていくと、中間ほどに局部的な肥厚があり、Calcificationもみられました。


が、患者さんに聞くとこの部分は痛みが無いとのことで、この所見は臨床的にはあんまり意味がなさそうです。


そして、痛みの強い左側ですが、6.5mmとかなり肥厚しHypoechoicで明らかに異常です。(1年前は6.1mm)


Fascitisに付随してよく見られる所見「Spur」は見られませんでした。
SpurはFasciaのInsertion部分、Calcaneusという骨の近辺にみられるもので、エクストラの骨が見られることを言います。
このSpurはアキレス腱側にも見られることがあります。


きっとこの患者さん、また、超音波ガイド下のCortisone Injectionしに来そうです。






Sonography 20:06 comments(0)
Molar Pregnancy (奇胎妊娠)
JUGEMテーマ:超音波検査
  症例ブログの更新がなかなかできず、すみませんでした。

5ヶ月ぶりの更新です(汗)



患者さんは29歳女性 最終月経から換算すると10週3日でした。

初めての妊娠で、Dating scanの依頼書を持って来院。

Dating scanの90%くらいは正常で、心拍もみれて、Happy Happyなスキャンなのですが、そうでない場合は検査するほうもとっても辛いです。
今回も、そんな辛い検査でした。

経腹でみて、すぐにMolarとわかりました。
経膣ではその繊細がわかります。


Gestational sac計測では予定の10週3日と比べて小さく、6週4日でした。
  



Sac内くうにYolk sacらしきものがみられますが、Fetal Poleはみられません。



Manish先生の意見ではComplete moleとのことでした。

Molar pregnancyではComplete moleとPartial moleがあり、Complete moleは悪性になる可能性が高いのですぐに処置をしなくてはいけません。

Molar Pregnancyでは普通の妊娠と比べて、つわりがきついそうですが、この患者さんはつわりは軽いとのことでした。

あまり、英語の話せる患者さんではなかったので、私が、普通の妊娠ではないので、担当のGPに行って、すぐに結果を聞くようにといったのですが、あまりピンと来ていない様子でした。

早く処置をして、次回は正常の妊娠でありますように。




Sonography 20:28 comments(3)
Gracilis muscle Tear
 
JUGEMテーマ:超音波検査


症例は50歳男性。
とてもFitした消防士さんです

前日の仕事中に腰を曲げて作業したとたん、筋肉が切れるような感覚+音を感じました。

GPの診断ではHamstringのTearで、確認のため超音波検査を依頼されました。

まず、痛みの場所を聞くと、
太ももの後ろ、内側です。
その痛みの超音波像はこちら。


筋肉の正常なファイバーエコーは乱れています。
一目でTearとわかる所見です。

では、この筋肉は果たしてHamstringか?

HamstringはBiceps Femoris, Semitendinosus, Semimembranosusの3つの筋肉をさします。これを一つ一つ見ていくと、どれも異常なし。

そして、異常のある部分はSemimembranosus muscleの内側です。




パノラマ像はこちら



さて、この筋肉はHamstringではないのですが、名前を調べないと・・・。

解剖の本を広げてみると、膝の後ろ8cm上辺りではGracilisがSemimembranosusの内側に位置しています。

クリス先生に確認をしてもらい、二人の意見が一致。

臨床上、筋肉の名前はそれほど、重要ではないとは言っていましたが、検査する本人としては知りたいので、確認できてよかったです。

明日の土曜日もお仕事です♪
また学べると思うと楽しみです。


Sonography 23:51 comments(1)
Radius Fracture (とう骨骨折)の超音波像
JUGEMテーマ:超音波検査
 
3月から水曜日オフを木曜日にかえました。
というのも、水曜日のBreast Clinic dayを経験したかったから、そして、もう一つの理由はその曜日にしかうちのクリニックに来ないRadiologist、クリスと一緒に働きたかったからです。

彼は超音波の技術が高く、とても素晴らしいRadiologistの一人。
そんな彼との仕事は学ぶことが多いので、とっても楽しみなのです。





久々の超音波症例です。

患者さんは55歳女性。
キッチンで滑ってころんでしまい、転んだときに右手をついたため、手首を損傷。
これが1週間前で、その次の日にレントゲンを撮ったときには骨折はなしといわれたそうです。

それでも、痛みがとれずに、US検査を以来。

私はレントゲンで骨折が無いとわかっていたので、その頭で、Soft tissueの異常を見つけるべく検査に入りました。

とくにこれといった異常を見つけることができず、クリスに見てもらうことになりました。

まず、私が見逃していた所見1
Extensor digitorum TendonのSheathが肥厚していたこと。


見逃していた所見2
とう骨の骨折!!



確認のため、レントゲンも撮ることになりました。


やはり、骨折が確認されました。。。





骨折はレントゲンでも見難い場合もあるので、骨折も念頭に入れて検査すべきでした(泣)

でもさすが、クリス。。。


こんな素晴らしいドクターと働けて幸せ〜〜。



Sonography 22:16 comments(0)
新しい技術の習得 〜Paediatric Hip〜
JUGEMテーマ:超音波検査
 
久々の症例ブログです。


私は資格を取ってから丸3年。General Sonographerで3年やってきましたが、そろそろ、
もう少し、私のできる検査範囲を広げたい。。。これは常に思っていたことですが、なかなか実現させずに3年が過ぎました。
今年こそは!と、Paediatric Hipの勉強会に出たりして、チーフそのグラファーのジェフから、学び始めました。最近だいぶ自信もついて、一人でスキャンできるようになったのですが、
今日ははじめての症例を経験しました。

6週の女の子の赤ちゃん。


小児科医からの依頼で、左Hipが硬くなっているとのことでした。

Paediatric HipのUltrasoundでは両方のHipをスキャンしますが、赤ちゃんの右をスキャンするときは左手でスキャンするという、ジェフの手技を教えてもらったのですが、最初は左手でスキャンするなんて難しそうだし、自分にできるか不安でしたが、やってみれば、意外とすんなりできるようになったんです!!
ジェフと一緒に働けて本当に良かった!!


さて、症例に戻りますが、

小児科医が検査して異常ないと思われた右でしたが、わずかな異常が見られました。


Acetabular roundingが見られます。



Alpha angleが56%とマイナーな異常です。(正常は>60%)



そしてBony coverageは正常>50%ですがそれ以下の47%・・・Shallowという表現を使います。


そして問題の左側。


Acetabular Roundingが激しく、見るからに異常のHip画像です。



Alpha angleも41%とかなりの異常。



Bony coverageha31%・・


総合すると

Moderate~severeのDislocationです。

早めの治療を行うと、かなり、改善されるようなので、この赤ちゃんもすぐにBraceと呼ばれるデバイスで治療が開始されると思います。




+++おまけ+++

Paediatric Hipをジェフについて学び始めて、スピリチュアル的なことも学びました。
ジェフが赤ちゃんを検査するときにはたいてい、赤ちゃんもリラックスしていて、大泣きすることは少ないのです。私がやり始めの時には、私が少しでも赤ちゃんにタッチすると泣き始めました>0<
私の緊張が赤ちゃんに伝わるのです。
ジェフに尋ねると、自分がリラックスして、その空気をスキャンしながら赤ちゃんに送り込むんだよと、言っていました。

最近は慣れてきたせいもあって、ほとんどの場合、赤ちゃんは機嫌良くいてくれます。
はじめは泣いていても、検査していくうちに、泣き止んで、穏やかになってくれるんです。
本当に、不思議ですが、パワーが他人に伝わるのは確実のようです。


これからも、もっと精進して、どんな赤ちゃんでもスムーズに検査できるように、技術と心を高めて行きたいです♪




Sonography 19:25 comments(0)
類粘液変性を起こしたアキレス腱炎〜Achilles tendinitis with mucoid degeneration
 
JUGEMテーマ:超音波検査

59歳女性。
トラウマ既往なし。
歩くときに右かかとが痛くて、この状態が2ヶ月ほど続いているそうです。

アキレス腱の超音波は、比較的簡単で、所見もよく見られます。

パノラマ像で見ると所見があるのはInsertion Siteのみだとわかります。



Insertion siteに的を当ててみると、



かなり、Heterogeneousな腱で、正常なFiber パターンが乱れています。



カラーでは血流は上昇していて、かなりの炎症があることがわかります。




Transvers Viewでも腱内のDefectが明らかに見られます。


Radiologistの診断はAcute or Chronic Achilles's insertional with mucoid degeneration and neovascularityでした。



Sonography 19:34 comments(0)
しこりの検索〜DVT~~~
JUGEMテーマ:超音波検査
 
昨日は土曜日の仕事。。
でも予約枠2ルームが埋まらず1ルームのみになり、私一人での勤務。
いまだに、一人っきりは好きじゃないな。。
しかも、今週はRadiologist不在の週。。。
何かあった場合は、Radiologistのいる、他のクリニックに電話をしなければいけないのです。

そういったことにならないようにと祈りつつ仕事をしました。

最初の3,4人の患者さんは、特に緊急を要する所見は無く無事に検査を終えました。








が、・・・・・・・・・

次の患者さん、、、とっても大変でした。

38歳女性
左下腹部(鼠経部近く)に昨日からのしこりを触れて検査を以来。
しこりは痛みを伴います。
4年前に左足DVT既往あり。

GPの判断ではこのしこりは脂肪腫(Lipoma)か、何かだろうとのことですが、患者さん本人は4年前のDVTで入院したときと似た症状だと言い切っていました。



早速しこりを検索。



  

血管に血栓が見られカラードップラーでは血流は見られません!!

でも、この血管自体はかなり、表層に近いものでした。

この血管を上方に追っていくとうねった血管が下腹部右に達していました。

でもこの画像左側では血栓は消え、プローブで押したときに血管が圧縮されたので、この時点では血栓(−)です。

そして、次にしこり下方を検索。
いやな予感的中!!
血管は深部へとつながっていっています。


そしてもっと深くを検索すると、やはり、このしこりの血管は、GSV
Great Saphenous Veinへとつながっていました!!

   
しかもGSVにも血栓が!!

そしてCFV Common Femoral Veinにも血栓+血流なし。



この血栓はFemoral Veinの中部まで続いていました。




こうなってくると、怖いのが肺血栓です!!致命傷になります!

超音波で見える最上部、IVCを検索。 血流が見られてほっと一安心。 

  



そして左のCIVにも血流が見られてまたまた安心。

それでも、CFVまで血栓があるので、治療を緊急にしないとなりません。

他のクリニックに勤務するマニッシュ先生に電話で事情を話し、患者さんを隣にある病院のEmergencyに送るようになりました。


結構ひ汗をかいた症例でした。。。。




Sonography 21:46 comments(0)
Corpus luteum rupture(黄体のう胞破裂)
JUGEMテーマ:超音波検査
 
最近忙しくて、全然、症例をアップできていませんでした。。
ごめんなさい!

さて、久々に、今日はちょっとした症例です。

32歳女性。
妊娠12週
右下腹部痛を2日間訴えて、検査を依頼されました。

発熱は無いようです。
痛みは、おへその辺りから、右下腹部に伝わるような痛みだとのこと。
盲腸炎既往なし

まずは赤ちゃんのViabilityのチェックから。

心拍数173bpm、正常範囲です。


右の卵巣は大きさも形態も特に異常は無い感じでした。



そして痛みが強いRight iliac fossaの検索。
Cecum(盲腸)付近、少量の液体貯留を認めます。
でも盲腸炎の超音波像はみられません。


高周波プローブに変えて・・・・・


液体はクリアで、Debrisは無いようでした。



この液体貯留と右卵巣の位置関係は


また卵巣の戻って付近の血流を見ると

少し、血流の上昇が見られるようです。

右下腹部通は尿路系の場合もあるので腎臓も必ずチェック。

特に、水腎症はみられませんでした。


液体貯留以外の所見はありませんでしたが、マニッシュ先生の見解はおそらく、黄体のう胞の破裂による、液体貯留および、右下腹部痛であろうとのことでした。



毎日学ぶこといっぱいの超音波検査、、、そして、いろいろ教えてくれるマニッシュ先生と一緒に働けて、本当に幸せいっぱいです♪
Sonography 22:37 comments(0)
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〜〜オーストラリアメルボルンでの日々の生活や超音波のお仕事、菜食やAnimal rights、そしてクラフトライフをお届けします〜〜
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