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Ganglion of tendon sheath
JUGEMテーマ:超音波検査
 
ガングリオンは原因不明のしこりで、ゼリー状の液体を含んだ袋状の腫瘤です。体のいろいろな部分で見られます。特に多いのが手首などで、80%は手首のLunateとScaphoidの骨のJointから発生するものだそうですが、今日の症例は足のくるぶし付近のものです。
症状は無いか、違和感がある程度のものが多いのですが、大きくなって、Tendon(腱)や神経を圧迫すると、痛みを伴うことがあります。

それでは症例です。
43歳女性。
2ヶ月前からしこりを触れ、GPにかかりました。
Referralには?Lipoma(脂肪腫疑い)
痛みは無く、やわらかいしこりが右足の内側のくるぶし近くに触れました。
さっそくScan.
3.0X2.2X0.8cmののう胞状腫瘤が認められました。
これで、脂肪腫は否定されました。

続いて、この種瘤と周りの組織の位置関係の検索です。
内側のくるぶし付近は3つのTendonが走っています。
Tibialis Posterior tendon(TP)
Flexor Digitrum Longus tendon(FDL)
Flexor Hallucis Longus tendon(FHL)

そして、この腫瘤はTPとFDLのちょうど表層に近い上に位置しています。


骨のJointから発生するGanglionはそのJointから細長く伸びる感じで見られることが多く、その細長い部分をNeckと言います。
しかし、Tendon sheath(腱鞘)から発生する場合は、このNeckの部分がみられません。

AnkleのTendon sheathはMucous sheathでほとんどのものは長さが8cmだそうです。

治療法ですが、これは良性のため、症状が無ければ何もしないようです。
症状がある場合は針をさして、内溶液を抜く方法がありますが、抜いた後も、50%以上の確立で再発するそうです。
手術で取り除く場合は再発は5-10%に抑えられるようです。

興味深いのが昔ながらの治療法で、Ganglionに思い本をのせて、Ganglionをつぶして、その液体を回りの組織に浸透させるという、ちょっと原始的な方法です。自分では試したくない方法ですね〜。



たかがGanglionですが、いろんなことを学べるものですね〜。
ということで、ガングリオンの症例でした♪





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Sonography 21:39 comments(2)
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- 21:39 -
COMMENT
私も右手首のガングリオンによく悩まされていた時期があったよ〜。
20歳くらいの頃が一番酷くて、1度外科で内容液を抜いてもらった程…。…でもすごく痛かったよー。18Gの針を刺されるからねぇ…。
今考えるともういいですって感じ(>_<)
lvmidwife03 2010/05/09 11:14 AM
++Ivemidwife03さん++

よく、ガングリオン、痛いって聞くよね。
きっと神経圧迫してたんだね。
でも、中の液体、かなりThickだから、太いゲージじゃないと抜けないだろうね。考えただけでも痛い!
もう、ガングリオン落ち着いたのかな。再発しないと良いね。
Mika Creative 2010/05/09 7:07 PM









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