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Suprapatellar bursaの液体貯留
JUGEMテーマ:超音波検査

先日立ち会った乳腺の組織生検、ずっと、結果が気になっていたのです。
患者さんは20歳で妊娠16週の女の子でした。
旦那様と一緒にBiopsyに来て、とても素直な感じの良い女の子でした。
乳腺の腫瘍はかなり大きく、腋窩リンパ節も腫れていました。
こんな若くして乳がんはひどすぎる・・・どうか、がんではないようにと祈りながらBiopsyに立ち会いました。担当したDrも、「妊娠中はホルモンが悪さして、良性の腫瘍でも大きくなったりすることがあるから・・・・・・」と患者さんに言っていたし、そうなることを祈っていました。
病理の結果がいつもはコンピューターにスキャンされているはずなのに、何回かチェックしても無いので、看護婦さんに聞いて、調べてもらいました。

結果は最悪でした。

浸潤性の乳がんで、腋窩リンパ節転移でした。

20さいの若さで、何でこんな病気にならなくてはいけないのか・・・すごく悲しいです。
この患者さんが、私が経験した中で、最年少だと思います。
どうか、治療がうまくいきますように・・・・。

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今日のちょっとした症例++膝超音波++

Suprapatellar bursaは日本語で膝蓋上包といい、大腿骨下部と大腿四頭筋腱との間にある大きな滑液包です。普通は膝関節腔と交通していて、炎症によってこの液体は病的に肥大します。

年配の方には特によく見られる所見で、若い人では、あまり見られないそうで、若い人で、少量でも貯留しているときには、病的な意味があるそうです。

今日の症例は
40歳男性、
10年前にFootyで右ひざの怪我をしたことがあるそうですが、最近になって、痛みが再発してきたそうです。

この年齢にしてはSignificantな液体貯留が膝蓋上包に認められました。



膝の超音波検査は、無意味なことが多いと、多くのRadiologistやSonographerが思っているのが現状なのですが、超音波検査は液体貯留には強いと思うんですね〜。
ただ、液体貯留があって炎症が示唆されても、それ以上のことは何も言えないので、やっぱり、ゴールドスタンダードの検査にはなりにくいのでしょうね。

でも超音波検査機器は進化し続けているので、近い将来、もっと、信頼の置ける検査が出来るようになることは皆無ではないと思います。

超音波検査の未来に期待したいと思います。





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Sonography 22:45 comments(2)
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- 22:45 -
COMMENT
たった20歳の若さで乳がんなんて…
しかも妊娠16週なんてなおさらショックが大きいね…
早い段階でガンが見つかっている事を祈るとともに、なんとか妊娠の継続が出来る事を祈るしかないよね…。
本当に治療がうまくいくといいね。

他人事じゃなくて、みんな乳がん検診は定期的に受けようね!!
lvmidwife03 2010/07/22 2:21 PM
++Ivemidwife03さん++

おそらく、手術とRadiation,Chemoをやることになると思うから、妊娠は継続できないのではないかな・・・。悲しいことだけど、乳がんを治すのが先になってしまうのでしょうね。ほんとに、神様っているの?と言いたくなります。
治療がうまくいくように祈るばかりです。

ほんとに、他人事ではないよね。
2年に一回の乳がん検診、受けないとね。
Mika Creative 2010/07/22 5:46 PM









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